中華そば

以前から気になっていた春木屋。荻窪でラーメンを語るならそこをとりあえず食べておけよくらい言われるラーメン屋さんだけに期待値はそこそこあったけど予備知識はそれ以外なし。

荻窪駅の北口を出て青梅街道沿いに阿佐ヶ谷方面に歩いた飲み屋街の端の方にあるお店。営業時間は21時までなので普段呑んだ後の時間帯だとしまっているんだけど、今回は昼過ぎにちょうどタイミングが合ったのでトライ。

14時すぎくらいでも外の椅子に座っている人が2人ほどいていわゆる並ぶ店なんだ…と人気っぷりはわかる。ちょうど自分が座ろうと思ったタイミングでふたりとも案内されて、自分もその後すぐに案内されたので外で待たされることは特に無かった。

中に入ってみてわかったんだけど、奥の方にまだ席があったみたいで20席くらいはあるのかな?結構奥に長い造りだった。回転は悪くない感じかと。

メニューはシンプルで基本は中華そば。これにワンタン麺かチャーシュー麺かって感じ。今回は初だったのでとりあえず一番シンプルな中華そば(850円)を注文。確かに人気店っぽいけど、流石に中華そばで850円は結構高いんじゃないかなー?って思うけど。

テーブル調味料はお酢、コショーのみ。麺の作り方は6杯ずつ作る感じだったので、1杯目の人は6杯目の人の注文が入るまで待たされる。7杯目の人は次のターンまで待たされる仕組み。ちょうど自分は8杯目だったみたいで、自分とその前に入った人は今目の前で作ってたラーメンにはありつけなかった。これがもしかすると行列ができる仕組みかも。

壁メニューには書いてないトッピングってのがテーブルのスタンドメニューに書いてあることに後から気づく。味付玉子、めんま小鉢、ねぎ小鉢ってのが100円で提供されている。常連さんぽい人は玉子入れたりしてたが、そんなの知らなかったのでなにもないプレーンなラーメンがやってくる。

麺はちぢれた丸麺。ややモチッとした食感で優しい感じ。麺の量はちょっと少ないかなーって思うくらいの量。女性にはちょうどよいくらいかと。男性は大盛りをチョイスしてる人も多かった。

スープはいわゆる昭和の鶏ガラ醤油ラーメン。確かにこの味をずっと続けてるのはすごいと思うけど、個人的な意見で言えば3口目くらいでスープに飽きる。トッピングの海苔も中途半端に斜めに切られたものが一枚、チャーシューもちょろっと一枚。それに気持ち程度のメンマ。この辺の具材は最初に食べてたら後は麺とスープしか残らない凄くシンプルな中華そば。

昔ながらの味っていうのはわかるんだけど、価格が昔ながらの価格ではないような気がするので、自分的にはちょっと満足度にかけるラーメンだった。ちなみにワンタン麺やチャーシュー麺は1000円超えの価格設定なので頼む気にもなれない。

ラーメンはやっぱりコスパ派なのでなんとなく満足度は低かったかな。好みは分かれると思うけど、並ばずに済んだからよかったけど並ぶんだったら他行くかなーって感じかな。
ごちそうさまでした。

  • 春木屋 荻窪本店
  • TEL: 03-3391-4868
  • 住所: 東京都杉並区上荻1-4-6
  • 営業時間: 11:00~21:00
  • 定休日: 火曜