濃厚冷やしつけ麺

つけ麺ってジャンルがあまり好きじゃなくて、敬遠してたところはあったけど、ここ最近つけ麺が少し行けるようになったので再チャレンジと6〜7年ぶりくらいに西新宿にある武蔵に行ってみた。

仕事場の近くに仕込み部屋みたいなのがあって、そこでいつもどん兵衛みたいなニオイを嗅いでたから「ないなー」なんて思ってたけど、店内は見事にその鰹節のニオイだった。

外からは店内を伺う事ができなかったので、並んでたらやめようと中に入ってみたら何席か空席があったのでそのまま券売機へ向かう。夏メニューなのか「濃厚冷やしつけ麺」(950円)というものがあったのでそれを選んだ。ただ、この値段の高さにびっくり。これでトッピング無しの一番下のランクだからね。中盛・大盛無料って書いてあるけど、そもそも大盛りの値段だろこれ。

店内はL字型に曲がったカウンターのみ20席程度。席の間隔はやや狭めなので、隣に体のデカイ男性が居るとちょっと肘が当たりそうになる。今年の猛暑のせいか、ちょうど風があたる位置だったのかエアコンが寒すぎた。中の厨房は結構な人数で茹で係とトッピング係は別っぽい。

麺が太いからか何かわからんけど、待ち時間が結構長く15分以上待たされた。ちなみに隣の2人組は後から入ってきたけど先にラーメンが出てきてた。そんなに違うんだと。流石にラーメンで15分オーバーは長いかなー。まぁ隣の女性の化粧のにおいが半端なかったので早く居なくなってくれるって考えればそれで良かったのかと。結局食べ終わってからも喋ってて俺より後だったけど。

テーブル調味料は、お酢、武蔵生七味。紙エプロンもあるみたい。濃厚なスープは飛び散るっぽい。

ようやく運ばれて来たつけ麺。スープが入っている器も冷たい徹底ぶり。はたまた冷蔵庫にそのまましまっていたのか。細いメンマが気持ち程度入っていて想像通りのブシ感。ただ、確かに濃厚なんだけど奥深さを感じれなかった。煮干し感の先に隠れたものが無いっていうか。結局2口くらい食べてからお酢を入れて味を調整。

麺はうどんみたいな極太麺で固め。これをコシというのかゴワゴワというのかって感じ。中盛りで頼んだけどちょうど良いくらいのサイズだった。大盛りでも行けたかな?ってくらい。具は麺の上に角煮チャーシューが1枚乗ってるのみ。900円オーバーのらーめんにしてはトッピングが貧素に思えた。

界隈では結構な有名店っぽくて並ぶ時間帯には並んでる人は結構見かけるけど、ラーメンの値段と待ち時間からのパフォーマンスは感じれなかったかな。界隈では500円台でも美味しいラーメンをお腹いっぱい食べれるお店もあるし、自分がつけ麺を毛嫌うようになったのってこの店に行ってからだなーって思い出した。

好きな人はとことん好きかもしれないけど、自分はお腹すいてる時に待つのも嫌だし、900円台のラーメンを当たり前に食べれるわけでも無いので次は微妙かなーと。
ごちそうさまでした。

  • 麺屋武蔵 新宿本店
  • TEL: 03-6278-9107
  • 住所: 東京都新宿区西新宿7-2-6 K1ビル 1F
  • 営業時間: 11:00~22:30(L.O.22:30)
  • 定休日: 無休